ミステリ好きな人におすすめしたい小説「汚れた手をそこで拭かない」。5つの短編で構成される作品で、すべての物語にゾクっとする結末が待っています。
そこで今回は、「汚れた手をそこで拭かない」のあらすじを解説。人間の裏の顔が描かれた物語に興味がある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
\今回紹介する小説/
活字を読むのが苦手なら
聞く読書がおすすめ

\30日間の無料体験あり/

「汚れた手をそこで拭かない」はaudibleでも聴けるので、音声で楽しむのもおすすめ!
「汚れた手をそこで拭かない」のあらすじ


「汚れた手をそこで拭かない」は、5つの物語から成る短編集です。
それぞれのあらすじを紹介していきます。
「汚れた手をそこで拭かない」のあらすじ①ただ運が悪かっただけ


余命宣告を受けた私は、後に残される夫を気がかりに思っている。
そこで、私は夫に過去の後悔を話してほしいと伝える。夫を苦しめている過去の出来事をあの世に持って行ってあげようと考えたのだ。
しかし、夫は「人を死なせたことがある」と衝撃の話を打ち明けてきて…。
義母に心ない言葉をかけられたときも、優しく自分の味方でいてくれた夫。そんな夫の知らない過去を聞かされたとき妻はどうなる!?
「汚れた手をそこで拭かない」のあらすじ②埋め合わせ


栓を閉め忘れ、うっかりプールの水を流してしまった教師・秀則。
秀則は、過去に同様のミスが起こった小学校で水道料金249万円を教師らが自己負担したニュースを見つける。
秀則が無駄にした水の量はおよそ13万円。
自分のミスを正直に話すのか?それとも隠蔽する方法を考えるのか?
ミスをしたとき、「バレないように隠してしまおう」と考えたことはありませんか?秀則は、ミスを隠蔽するために嘘を重ね続けます…。
ミスがバレてしまうのではないかと、ハラハラ感を楽しめる作品です。
「汚れた手をそこで拭かない」のあらすじ③忘却


マンションの一室で老人・笹井が遺体となって見つかる。
死因はエアコンをつけていなかったことによる熱中症。
死因を聞いた隣人の武夫はある出来事を思い出す。
それは、誤ってポストに入っていた笹井宛の電気代の督促状を開けてしまったこと。気まずさから笹井に渡すのを忘れてしまっていて…。
自分が電気代の督促状を笹井に渡さなかったことにより、エアコンがつけられず笹井は亡くなったのではないかと武夫は不安に駆られます。
しかし笹井もまた、大きな秘密を隠しているのです。最後にあっと驚かされる作品。
「汚れた手をそこで拭かない」のあらすじ④お蔵入り


撮影に取り掛かっている作品に手応えを感じている映画監督・大崎。
しかし、出演者のひとりに大麻所持の疑いがあると知らされる。
映画がお蔵入りになることだけは避けたい大崎だが…。
出世がかかった大切な作品をなんとか公開したい大崎は、出演者の犯罪が表沙汰にならない方法を考えます。
話し合いを続けるうちに、どんどん周りが見えなくなっていき…。
「汚れた手をそこで拭かない」のあらすじ⑤ミモザ


料理研究家として人気を集める女性のサイン会に現れたのは、かつて不倫関係にあった瀬部の姿だった。
不倫相手が突如現れた理由とは…?
出会ってはいけない2人が再開し、物語は不穏な雰囲気が続きます。2人の関係は一体どうなるのか、先が気になって止まらない物語。
「汚れた手をそこで拭かない」を試し読みするならaudible


「汚れた手をそこで拭かない」を試し読みするなら、audibleの無料体験に登録するのがおすすめ。audibleは、ナレーターや声優が朗読する音声によって本を楽しめるサービスです。
「汚れた手をそこで拭かない」は、audibleの聴き放題プランの対象作品。30日間の無料体験中に聞くと、料金をかけずに試せます。
audibleは無料体験後、月額1500円かかります。しかし、無料体験の期間中に解約すれば料金は一切かかりません。



聞く読書は通勤・通学中や家事の合間など、隙間時間も本に触れられるのが魅力です。
\「汚れた手をそこで拭かない」を音声で聞く/
聞く読書体験レポはこちら
.zip-1-1.jpg)
.zip-1-1.jpg)
「汚れた手をそこで拭かない」の基本情報


出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020/9/26 |
価格 | 770円(文庫本) |
ページ数 | 288ページ |
audible (聞く読書) | 対応 |
「汚れた手をそこで拭かない」は短編集なので、隙間時間に読みやすいのが魅力。また、5つの短編は連続していないので、気になる作品から読み始めることができます。



あらすじを見て、面白そうと思った短編から読んでみるのがおすすめ!
\「汚れた手をそこで拭かない」を音声で聞く/
「汚れた手をそこで拭かない」の作者


「汚れたて手をそこで拭かない」の作者は、芦沢央さん。2012年に「罪の余白」で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビューを果たします。
新ミステリの女王とも呼ばれ、短編集や連続形式のミステリを手がけています。驚く結末を迎える作品が多く、読み始めたら止まらないのが魅力。ミステリ好きな人におすすめしたい作家さんのひとりです。
「汚れた手をそこで拭かない」をおすすめしたい人


- イヤミス要素のある作品が好きな人
- ゾクゾクする作品が読みたい人
- 人の裏の顔が描かれた作品が読みたい人
5つの短編すべてが良い意味で後味の悪いイヤミス要素のある終わり方なのがポイント。ゾクゾク感のある読書体験を求めている人に刺さりそうな作品です。
また、人のずるい部分や意地悪な部分が描かれているのもこの作品の特徴。悪い部分も含めて人間らしさを感じられる作品を読みたい人におすすめしたい1冊です。
まとめ


今回は、「汚れた手をそこで拭かない」のあらすじを解説しました。短くてサクッと読めるものの、読了後も引きずってしまうような後味の悪さが癖になります。
ミステリ好きな人や人間関係ドロドロ系の物語に興味がある人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
\「汚れた手をそこで拭かない」を音声で聞く/