ぼっちでいる人に対して、かわいそうと思ったことはありますか?またひとりでいるところを誰かにみられるのが、居心地悪く感じた経験はありませんか?
ひとりでいるとかわいそうと思われてしまう場面もありますが、ぼっちを好んでいる人もいるかもしれません。
そこで今回は、ぼっちがかわいそうと思われる原因やひとり好きの心理を解説します。また、ぼっちのかっこいい瞬間も紹介するので、ひとり好きだけど周囲の視線が気になる人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ぼっちがかわいそうと思われるのはなぜ?
最初に、ぼっちがかわいそうと思われる理由を紹介します。
理由①学生時代の影響
ぼっちがかわいそうと思われてしまうのには、学生時代の影響があります。
学生時代、ひとりの子がいると遊びに誘ってあげるように先生に促されたことはありませんか?また、授業で2人1組をつくるとき、ひとり残ってしまう子に対してかわいそうな風潮がありましたよね。
このような学校生活のなかで、ひとりでいる子はかわいそうという意識が大人になっても共通認識として残っているのです。
しかし、ひとりでいるほうが居心地がいいと思っている人もいます。そのため、ひとりでいる人は必ずしもかわいそうと思わなくてもいいのかもしれません。
理由②「友達/恋人がいない」と思われてしまうから
ぼっちでいる人は、友達や恋人がいない人と思われてしまう場合があります。話し相手や遊びに行く相手がいないことをかわいそうに感じる人もいます。
しかし、ぼっちでいる人が必ずしも友達や恋人がいないわけではありません。誰かと過ごす時間と同じくらい、自分の時間を大切にしたいと考えている人もいます。
また、我慢して人と付き合わないのもぼっちの特性です。苦手と感じた人と無理に近づくよりは、ひとりでいることを選びます。人に依存しすぎていないからこそ、精神的に安定しているのはぼっちの魅力かもしれません。
理由③「大人しい人」という印象があるから
ぼっちでいる人は、その分人とコミュニケーションを取る機会が少ないです。そのため、周囲から大人しい人という印象を持たれてがちです。「本当は一緒にいたいのに自分から誘えないのでは…」と心配され、かわいそうと思われる原因になります。
ひとりでいることを好んでいるぼっちは、周囲を心配せさない工夫をしておくのもひとつの手。普段から「ひとりで完結する趣味がある」「ひとりの時間が好き」ということをそれとなく伝えておくのもおすすめです。
「あの人はひとりの時間が必要な人なんだ」と思ってもらえると、ひとりでいることを周囲も気にしなくなるかもしれません。
ひとりになりたいときは、本を読んだりイヤホンをしたりして、自分の世界に入っていることを周囲にアピールするといいかも。
ぼっちでいるのはおかしくない!ひとり好きの心理
ここからは、ひとり好きの心理を紹介します。周囲にかわいそうと思われたり心配されたりしてしまうぼっちですが、自分の世界に浸って楽しんでいる一面があるのも特徴です。
私もひとり好きなので、ぼっちの心理に共感できます!
ひとり好きの心理①ぼっちが気楽
ひとりが好きな人は、ぼっちでいるほうが気楽だと考えています。誰かと一緒だと、相手に気を遣うことも必要です。なにかをする時は相手の希望を聞いたり、異なる意見があっても相手に合わせないといけない場面もあります。
しかし、ひとりなら全て自分の好きなように決めやすいです。物事が早く決まり、自由に行動できるのがぼっちの魅力です。
ひとり好きの心理②孤独を苦に感じない
ひとりが好きな人は、そもそも自分だけの時間が大好きです。ひとりの静かな環境が落ち着くと考えています。
ひとりでやりたいことがたくさんある人は、孤独とは感じにくいです。ひとりの楽しみ方を知っているので、「むしろひとりの時間が必要」と考えています。
ひとり好きの心理③自己完結する趣味がある
ひとりが好きな人は、自己完結できる趣味を持っている人が多いです。自己完結できる趣味には、読書や映画鑑賞、筋トレなどひとりで黙々と楽しめることがあります。
自分だけで楽しめる趣味があると、ひとりの時間が楽しくなります。また、自分で気分を上げられるようになるのでストレス発散にもなるかもしれません。
ひとり好きの心理④内向的な性格
ひとりが好きな人のなかには、内向的な性格をしている人もいます。内向的とは、興味や関心が自分の内側に向かう性格のことです。つまり、他人との関わりよりは自分自身を見つめ直す時間や趣味の時間を重視します。
内向的な性格の人は、集団のなかで目立ったり意思表示をしたりする機会が少ないので、一見ネガティブな印象を持たれがちです。しかし、実際は自分自身を大切にでき、芯を強く持っています。
そのため、周囲と広く関係を築くことよりも、ひとりの心休まる時間を重視します。
内向度診断については、こちらの記事で紹介しています。
ひとり好きの心理⑤精神的に自立している
ひとりが好きな人は、「ひとりだと不安」「誰かといるから安心」といった考え方をあまりしません。そのため、人に依存することが少ないです。
だからこそ、人に振り回されて悩んだり人と比べて落ち込んだりしにくいのも特徴。精神的に自立し安定しているのは、ひとり好きの強みです。
ぼっちがかわいそうでなくかっこいいと思う瞬間は?
子どものときは、ひとりでいると居心地悪く感じていましたが、大人になるにつれ周囲の目を気にせずに済む場面が増えてきます。
また最近では、「ソロ活」や「群れない生き方」が流行っているように思います。「ぼっち=かわいそう」ではなく「ぼっち=かっこいい」なのかもしれません。
そこで、ぼっちがかっこいい瞬間を最後に紹介します。
ぼっちがかっこいい瞬間①ひとり行動を楽しんでいる
ぼっちがかっこいい瞬間は、ひとり行動を楽しんでいるときです。「ソロ活女子のススメ」というドラマが流行ったように、最近ではひとり行動を楽しむ女性も増えてきています。
高級レストランや遊園地、夜景など、ひとりで行くのは躊躇してしまいがちな場所でも、ひとりで堂々と行ける人はかっこいいです。
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また、ひとりでもいろんな場所に出かけられると、その分経験値が増えます。ひとりでいろんなことに挑戦できる人は魅力的です。
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ぼっちがかっこいい瞬間②自分の考えがある
ぼっちは、自分なりの考えを持ってる場合もあります。ぼっちはひとりでいる時間が長い分、自分で物事を考えたり解決したりできる点が強みです。
人からの協力がないとマイナスになってしまう場面もありますが、自分なりの考えを持って物事を決められるのはぼっちのかっこいい一面です。
ぼっちがかっこいい瞬間③人間関係に悩んでいない
ぼっちでいるということは、人との関係に程よい距離感を保てているということでもあります。「群れていれば安心」という考えを持たず、ひとりでいることを選ぶ人は自分の芯がありかっこいいです。
また、人に依存しすぎず、自立できている強さがあるようにも感じられます。
まとめ
今回は、ぼっちがかわいそうと思われる理由やひとり好きの心理を紹介しました。「大人しい」「友達がいない」など、マイナスなイメージを持たれがちなぼっちですが、実は自分の芯をしっかり持っているという強みもあります。
また、普段は人に気を遣いすぎる分、ひとりの時間が必要な人もいるかもしれません。そのような人は、「あえて群れない」のも自分の意志があって魅力的です。
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